iPaq h5450の使用感

 使用感をずるずると書いてみました。まとまっていません。


GENIO e GXとの比較です。既にGXは古い機種になってしまいましたが、、、


切り出しのサイズが違って申し訳ありませんが、手で握ったサイズを比較していただこうと、、、
iPaqにはCFカード拡張パックプラスが装着されています。 GENIO−eには拡張電池が装着されています。
POKE-NAVIはいつも使っているので両方に装着してみました。 iPaqの方が大きいのでPOKE-NAVIはiPaqの
方が良いように見えます。
h5450はジャケットの液晶カバーを閉じてあります。閉じた状態で液晶を目視することが出来ます。電源ボタンを押すことが出来ます。スタイラスも取り出せるのですが、ついついカバーを閉じているのを忘れて画面を触ろうとしてしまいます。


私にとっては一大事だったのが、POKE-NAVIが挿入できなくなったことです。h5450はアンテナが出っ張っていますので、POKE-NAVIが最後まで挿し込めません。仕方無しに下の様に削ってしまいました。


角を削って挿し込めるようにしました。h5450を削るわけにはいかなかったので。但し、メーカー保証は無くなりますし、水が入ったらおしまいでしょう。
本体の厚さをGENIOと比較してみましょう。

下から見た写真ですが、本体だけならそれほど変わりません。

横から見た写真でも、本体だけなら同じくらいです。

ジャケットがどうなっているかと言えば

このようになっています。このジャケットはCFカード用で拡張電池も搭載されています。ジャケットにはこの写真の右側に見えるように液晶のカバーが付いています。購入時に付属しているジャケットは何も出来ないのですが液晶カバーの役割がありますので重宝します。GENIOで一番の気がかりは液晶保護できないことです。私は以前GENIOの液晶を割ってしまいました。修理代が3万円くらいだと言われ新しくGENIOを購入しました。割った状況はカバンの中に入れた状態で、カバンに荷物を詰めていたので圧迫されて割れてしまいました。落としたら割れるのは判りますが、少々の圧迫で割れるのなら液晶カバーは必須でしょう。ちなみに別のページに書いてあるシステム手帳改造版の自作ケースに入れておいたのですが、、、(液晶を割った後に、この自作ケースに液晶保護板を追加しました)
ジャケットを装着すると厚みが増します。手の収まりは良いのですが、これは人によってまちまちでしょう。手の小さい女性は大きすぎるかもしれません。また、ジャケットの液晶カバーを開いたときに若干持ちにくくなります。折り返すこともできますが折り返すと手の小さい人はますます持ちにくくなりそうです。

CFカードを抜き差ししたときに本体の電源が入りません。h5450になってからはあまり意味がありません(なぜなら抜き差ししない)が、GENIOの時にこうなっていれば良かったと思います。

無線LANの電源On/Offがうまくいかない時があります。試行錯誤の結果、無線LANの電源をONしたい時にツールで無線LANの電源がONできないときはそのままソフトリセットします。そうすると本体電源ON(リセット時)に無線LANの電源が入ります。OFFはツールで可能です。ちょっと面倒ですが。

手書き入力が起動できないという不具合?(取扱説明書にも記述があるので不可避の不具合らしい)があります。これは無線LANを一度でも起動した場合に必ずと言っていいくらいの頻度で起きます。これを回避するにはATOKを使うことです。ATOKは手書きでも何でも起動できます。

この現象は液晶を壊したGENIOでも頻発していました。今使っているGENIOでは起こらなくなりました(単にメモリが大きいからかもしれません)

iPaqは本体内蔵のフラッシュROMを開放してくれているようで、約16MBのフラッシュROMを利用することが出来ます。最低限の動作をする状態で、バックアップファイルをこのフラッシュROMに入れておけば万が一電池切れでRAMが飛んだ場合でも復旧できるようになります。通常の大事なデータはSDメモリカードに入れておきましょう。電池切れを起こさないように設計されていますが、やはりPocketPCですので電池切れに対しては非常に脆弱な状況です。

指紋認証機能を使ってはいますが、どこまで有効なのかわかりません。そこいらの人に試してもらったわけではありませんので。

印象は「良い」ということです。 カタログスペックばかりを良いものにして使う側の便利さを考えていないメーカーが多い中、iPaqが売れている理由がわかるような気がします。仕事で使うならiPaqですね。

h5450は店頭ディスプレイされていないようなのですが(今はどうなのか知りません)、ネット販売で購入するには勇気が必要ですね。PDAは持ってみないとわかりませんから。店頭販売すると値崩れするのかな?

CF拡張パック装着状態
 CF拡張パック装着状態
同梱のダミージャケットを装着した状態、左はGENIO

iPaqのデザインはあまり好みではありません。やはりJornadaが良かった。仕事で使うのならiPaqでもいいけど、個人で持つにはちょっとシンプルすぎるような気がします。もう少し飾りがあるといいのですが。GENIOのデザインも同じようなものだけど。


2003年6月29日 大久保